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うさが日常思うことをはき出すブログです。うさの魂の避難所です。表世界で波風たてずに生きるために、ここでヨイもワルイもはき出してます。
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2016年06月21日 (火) | Edit |
引っ越してからこっち生きている気がしないわたくし。毎日そこそこ普通に楽しく過ごしているけども、何かと気力がわきません。一日1個何か仕事らしきことをするともうそれ以上のことができません。今日は洗濯した、掃除した、お稽古行った、これが精いっぱい。んなもので、ずっと書き留めておかねばと思っていたMurder for Twoの感想もかけてませんでした。今もきっちり書く気力はないのですが、このままでは書かずに終わってしまいそうなので、ざっくりとでも備忘録的にメモメモ。



福岡から東京は時間的金銭的には新潟東京間と大差ありませんでした。これはよい発見!東京に芝居を見に行くついでに実家に帰ることもできるので、今後もマメに芝居は見に行くぞう!

さて、世田谷パブリックシアターってのは初めて行きましたが、まぁ案内板が不親切なこと(笑)。まぁそんなものか。早めに行ったけれども結構迷って開場時間は過ぎていました。グッズ売り場は、うわさでは売り切れ続出とのことでしたが、どうだったんだろう?見たところ、案外みなさま普通に買い物なさっていたように見えました。私は最近はよっぽど日常使えるもの以外は買わないことにしています。だってやっぱり物が増えるだけだしさ。パンフ販売は別の列だったので、すぐに買えました。

今回1回限りの観劇です。しかも役者は二人なのに登場人物が13人となると、あらすじや登場人物の素性を予習しておかないと、せっかくのお芝居を楽しみきれないと思って、すぐに席に座ってガッツリパンフを隅々まで読みました。読んでおいてよかったです。

席は1階10列目くらいの右端。まぁ小さい劇場でしたし死角とおぼしきはなかったと思います。ただみなさまのツイなど見ると、上から見るとまた違ったものが見えたらしいですね。死体の効果は気づきませんでした。でもまぁさかもっさんもキッチュもはっきり見えるし、悪くない席だったと思います。

さかもっさんが12役というのがどんな風になるのか想像もつきませんでした。不安があるというほどでもないし、彼なら大丈夫!とも思えず、ファン歴もそこそこ長いですが、予想がつかないというか。結論としては、さかもっさん、すげぇな…でした。眼鏡や帽子、特徴的な仕草など、人物を表す多少の小道具があるとはいえ、本当に見事に役柄の入れ替えをしていて、あらかじめ役柄を確認していたこともあって、すんなり、今が誰なのかがわかりました。ある意味で、一人の役者がやってるってことを忘れるくらい、自然に役柄が変わってました。そして、それぞれのキャラクターがそれぞれに愛らしい。そこは坂本さん本来の人間性も出てくるというか、愛される人が演じてるのでどのキャラもかわいかったです。

よく考えれば、坂本さんは昔から芸達者でした。私が坂本さんにハマった「学校へ行こう」や「V6病棟」では実に多彩なキャラクターを演じていたものです。例えばオバサンといえば、シンデレラの継母が私は印象的。おじいさんは変な実験をする坂本博士とか、子供のキャラも女性のキャラもあのころから本当に上手でしたから、まぁそれらを集めてスムーズにやれば、ちゃんと演じ分けられるのは当然でした。坂本さんは特に子供をやらせるととってもかわいいですね。ブラッドブラザーズで7歳の少年時代を演じてましたけど、あれもちょーかわいかった。今回の、訛りのひどい大人びた少年合唱団3人も本当にかわいくて(笑)。2番目のヨンカースはこれまでの坂本さんの芸風で見たことがない感じだったけどとーってもかわいかった!もう一度見たい、ヨンカース!
ちなみに「A lot Woise」を日本語に訳した方の、「~だいん」ていうの、かわいいですね(笑)。そんな訛り日本語にはないけど、ちょうどいい感じに田舎くさく、かつかわいいっていうね!訳者の方、すばらしいです。
それから坂元さんは女性をやらせてもとってもイイ!特に今回のバレリーナは彼の特性を存分にいかした素晴らしい役でした。まー手足が長くて動きがしなやかだから、本当に美しいこと!彼(彼女)がポーズをとるたびに、ほうっ…とため息が出ましたよ。また、後ろ姿で足なんか上げた日にゃ…お尻っ!お尻がきゅっとしてて…はなぢ…てくらい色っぽかったです。ステフもかわいかったけど…ちょっと魅力が伝わりづらかったかな。

んで、ちゃんとそれぞれの役柄を演じながら、そのままでしっかり歌もうまいってのもすごい。今回はあんまりさかもとさんのウタウマなところは期待できないかと思ってたけどとんでもない!!役の声色でもちゃんと素敵な歌を聞かせてくれて、ありがとう、さかもとさん!

ところで私が心配していたのは彼の一人12役ではなくピアノでしたが…。あれ、本当に彼らが弾いてた??いや、だってうますぎでしょう!ピアノを習っていた身として、ただ弾けるだけではなく、あんなふうに強弱も表情もつけて、しかも体も動いてセリフも入ってって…こんな短時間でできるものなんですか?って本当にびっくりした。こういうの、本当に、役者ってすごいなって思うんですよね。
坂本さんに限らず役者さんて、どんな役でも着実にこなすじゃないですか。演技力云々の前に、いろんなものを習得するスピードが違う!もちろん、最強の専門家がつきっきりで教えてくれるのではあるけれど、でもだからって言われた通りにできないから、世の中にはいろんなお稽古事があふれているわけでしょう?私自身、趣味で武道をしてますが、例えば歩き方、座り方から何度やってもきれいにはならないし、跪座や蹲踞、いえ、ただ板の間に座ってるだけでも3分と持たないくらいつらいんですよ?和服での所作だってもたもたするし。それを例えば大河ドラマの役者さんなんて、まるでその時代の人みたいにごく自然に立ち居振る舞いをしますもんね。
そんな中でも楽器って特に難しいと思うんですよね。向き不向きがあるというか。さかもとさんて楽器センスないと思ってたんですけどね。やっぱりそれを役者として習得しなければならないとなったらできちゃうんですね。天才!雑誌で、「楽譜とかわかんないから、先生が弾いたのを振付みたいに覚えた」って言ってましたけど、なるほど、それなら覚えられるのね、と感心しました。彼には彼の得意な覚え方があって、そうすればあんなに自然にピアノが弾けるようになるものなんですね。楽器のセンスはどうかわからないけど、やっぱ役者としてのセンスは抜群なんだなぁ…。もちろんそれはキッチュにも言えます。彼もピアノ初めてってことだったけどすごく上手でしたもん。…いやしかし私はいまだに、途中、長いまとまった曲のピアノ演奏に関しては、ダミーが弾いてたんじゃないかと疑ってる(笑)。だとしても別にいいと思うけど。とにかくお芝居は面白かったんだから。

いやもう本当に、脚本はブロードウェイのロングランてくらいだからおもしろいし、そして坂本さんと松尾さんでさらに面白く演じていたし、本当に最高のお芝居でした。今回はチケットが1回分しか取れず残念でしたが、何度見ても楽しかったでしょうね。本当にふたりの息が合ってたし、何より坂本さんがとても生き生きしてました。いや彼はステージではいつも生き生きしてますけど。自由奔放というか。アドリブが多いお芝居でしたが、どこまでが脚本でどこからがアドリブかもわからないくらいに自然に面白くて、二人がすごく楽しんで演じてるのが伝わって、本当に、これ、何かの賞を取るべきよね!て思いました。

いや、あのー…そういえば、私先日別のお芝居で、ドタバタ不条理劇みたいのを見たんですけど、こういったら先の芝居に失礼ですけど、やっぱりレベルが違う。小さい劇団が悪いとは言わないし、商業演劇のほうを軽んじる人は少なくないけど、でも、うん、そうか、予算や劇団の大小ではなく、単純に今回の芝居の作りこまれた脚本と演者の力量が本当に素晴らしくて、客が無理しなくても自然に抱腹絶倒になっててすごく楽しかった。心の底から楽しかった。その前に見たのはね、客に向かって「笑え笑え!」って脅迫してくる感じで、でもちっとも面白くないからどんどん白けてくるっていう…ね。もう一つ実をいうと、その前に見たお芝居も、うたい文句からして「抱腹絶倒」って言って、確かに不条理だったりシュールだったりするんだけど、狙いすぎてて滑りまくってていたたまれないっていう代物で…。私にはいわゆるコメディは理解できないのかしら…と自分の鑑賞眼に自信を失ってましたが、なんの、本当に面白いものを見れば普通に笑えるんです。Murder for Twoは上質のよく作りこまれたコメディで、そこかしこに切なさやあたたかさもあって、笑いながら幸せになれる、そんな素晴らしい作品だったんですよー!!

…うーん…うまく言えないな。先の二つの芝居をディスる目的じゃないんです。ただやっぱりMurder for Twoを見たおかげで、なるほどな、と思ったものだから。ぜひまたこの二人で再演してほしいなと思います。お忙しい二人だから難しいとは思うけど、セットもそんな大がかりなものでもないし、ぜひ、全国ツアーを!!(笑) 良質な作品は多くの人に見るチャンスを作ってほしいと思います。

あ、そういえば、私が見た回には岡田が見に来ていたらしく、客電がついたらザワっとしたんで目をやったら、黒い塊が背中丸めて階段を駆け上がって行きました。つか、あの、岡田さん、あんた本当に熊体形だね(笑)。


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