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うさが日常思うことをはき出すブログです。うさの魂の避難所です。表世界で波風たてずに生きるために、ここでヨイもワルイもはき出してます。
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2015年10月22日 (木) | Edit |
いえ、私がピンチに陥ったわけじゃありません。
いや、これから陥るかもしれない、という局面ではありますが、それはこの記事とは別のことで。

日本語の誤解と変遷の話です。

とある人のブログを読んでいたら、「万事休す」を、すべてうまくおさまった、何かよからぬことが起こりそうだったけど事なきを得た、というようなニュアンスで使っている人がいました。ネット記事じゃないからあんまり言葉にうるさく言うつもりはありません。その人がどうこうってことじゃないです。

ただ、ああ、こうやって言葉は誤解されて、場合によってはそれが広まるんだなぁ…と思ったので、言葉の備忘録として。

もちろん、まだまだ世間は「万事休す」を万策尽きる、という、昔からの意味で使っているとは思います。
でも、このブログの人の気持ちもなんとなく理解できます。「休す」って漢字は、一時停止するってことだけど、休まる/安まる(やすまる)という言葉には、落ちつく、安心する、という意味があって、そっちの方が印象が強いので、すべてが落ちつくってイメージになりますよね。

漢字のイメージで行けば、「万事窮す」の方がぴったりだけど、それは誤りだそう。でも、本来の意味を伝えようとすれば、こっちの方が合ってる気がしますー。

言葉は時代によって変わるものだから、万事休すの意味が変わったり、逆に意味はそのままで漢字の方が変わったりすることも自然にあるんじゃないかな、と思いました。

私が子どもの頃、祖父の遺品の中に、発行年が大正時代の「ポケット顧問、や、これば便利だ!」という辞書があって、どうも知恵蔵とかイミダスの元祖らしいんですが、その中に「~と巷間で言われているのは誤り」と注釈されているのに、今では正しいとされている言葉や表現がたくさんありました。具体的には覚えてませんが、本当に、結構、たくさんあったんです。だから、言葉は生き物なんだって思ってないとだめですね。

誤った使い方の最初の方は、混乱も多くて困りものですが、ある程度誤りと言われていた方が普及してしまったら、それはもうそちらが「正しい」ですよ。だって、言葉って、共通理解のための道具だから。「正しい」を主張したって、人々に理解されなければ全く意味を持ちません。

わかりやすい例では「ら」抜き言葉が、結構世間を賑わしました。私は今でも自分で使うには気持ち悪いんですが、世間がそれで通用しているなら、もうあまりうるさく言うこともないかな、と思っています。だって方言によっては昔から「ら」抜きもあったわけだしさ。

あ、ただね、積極的に言葉を乱していいって思ってるわけじゃないですよ。だからマスメディアの人には、細心の注意を払って欲しいと思ってますよ。マスメディアは大衆じゃないから。一人の誤用が簡単に広まってしまうのがマスメディアだと思うので、そういう場面にいる人が大衆を混乱させるのはいかがなものかと思ってます。それは言葉に限らず、思想や「常識」もそうですけどね。マスメディア、特にテレビニュースが言うと、まるでそれが「大衆の意見」「世間が同意していること」のように感じてしまいがちですが、そんなこと、ないよー。情報操作されてるよね、私たち。

…あ、話が逸れましたが。
まぁ言葉に関して、自然発生的に巷間から誤用が広まってくのは、そっちの方が今の時代にしっくりくるからだと思うので、仕方ないー…という程度に、ゆるく構えておこう、というワタクシ的考えです。
まぁ、まだ「万事休す」はそんなに誤解されてるわけでもないと思うんですけど、どうなんだろね??私たちトシヨリも、逆にそういう変遷を知っておかないと、世間と意思疎通が出来なくなるかもしれないわねー(笑)

以上、自分メモでした。

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