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うさが日常思うことをはき出すブログです。うさの魂の避難所です。表世界で波風たてずに生きるために、ここでヨイもワルイもはき出してます。
2015年08月19日 (水) | Edit |
…なんて言葉があるのかは知りません。
でも、華大の漫才見てて、そういうのが思い浮かびました。

昨年のTHE MANZAIで優勝し、ビートたけしに相当褒められ(惚れられ)、世間的にも漫才師として一目置かれた華大さん。その分、ハードルも上がった華大さん、特に大吉さん。優勝時の彼自身の言葉(本当におもしろい漫才師は劇場にいます)の影響もあってか、テレビでの演芸番組が少し増えた気もします。そしてそこに華大さんが呼ばれるのは必至。

私はテレビでの華大さんの漫才を毎回楽しみにしてますし、実際楽しく見ています。さすがだなぁ…と思います。
ですが、大吉さんはたまむすびで、「毎回新作を作らなきゃと思うと辛い、無理」みたいなことをおっしゃってました。今やYou Tubeで誰もが気軽に華大さんの過去のネタを繰り返し見られる時代、テレビに呼ばれたからには新作を作らなきゃだけど、年もあってもうそう簡単には思い浮かばない、と困っておられました。

気持ちはわからないでもないです。見る側は確かに新作だったらうれしい。でも、私自身は、何度華大さんの過去の漫才映像を繰り返し見てても、同じネタでも別の機会に見ればまた別の味わいがあるので、そっちもうれしいんです。少なくとも、出だしの部分はいつもその時の話を入れてくるわけですし、ネタ部分も、同じようでいて少しずつ違うものですよ。それこそ、多分、ホークスが勝ってる時の華丸さんと負けてる時の華丸さんでは、ノリや表現が違うと思いますし(負けてる時でも多分華丸さんだったらそれはそれでおもしろいと思う(笑))。

それって多分、古典落語みたいなものだと思うんですよね。古典落語ってのは、ストーリーはわかってても、毎回笑ってしまう。それこそが落語家の話芸じゃないですか。華大さんの漫才も、華丸さんオンステージに大吉さんの薬味的つっこみがぴりりと効いてこそおもしろい。正直、あの二人の掛け合いならば、ネタなんか何だっていいくらいのものです。もちろん、何でもいいとは、大吉さんが作った物ならなんでも、という意味ですが。なんせ大吉さんは、華丸さんが最大限に活きるネタを作ってるわけですから。
結局、ご自分でもおっしゃってました、漫才は人柄。華大さんが楽しそうに笑っていれば、お客さんも楽しいんです。だから、あんまり毎回新作を出されても、ちょっともったいないっていうか、まだ、以前のネタを味わっていたい…て気分になっちゃうと思うんです。You Tubeで何度同じネタを見られても、それはその時の芸。別の機会でやる同じネタは同じネタであっても同じ芸ではないと思うので、もう何度か、同じネタを違う機会で見たいな~…って思うと思うんですよね。だって、例えばおいしいお肉を食べたとして、それを「一口食べたからもういい」なんて言わないでしょ!もう一口食べたい!って思うでしょ!本当においしい肉は(おもしろい漫才は)、一切れじゃなく、おなかいっぱいになるまで食べたい(見たい)もんです。…そして一度おなかいっぱいになっても、またしばらくたったら食べたくなる(笑)。

おいしかったけど、一口食べてもういらないって肉は、結局のところおいしくないんです。つまり、同じネタやって、「それ前に見た、つまんねー」なんて言われるのは、漫才師としてはまだ青二才なんじゃないかと。…とお笑い素人の私が言うのもなんですが(^_^;)、でも、お客さんて、素人だから。楽しければ何でもいいし、つまんなければどんなキャリアのある師匠でもどうでもいい。私は(そして多くの華大ファンは)、同じネタを何度見ても、その都度新鮮なお二人の表現を楽しんでいるし、枕部分のその時の彼らのネタなんかを楽しみにしてるんだと思うんです。

これ、名曲にも言えますね。一発屋の曲は、その時はおもしろいけどいずれ飽きられる。そして何年か後に「懐かし~」って言われる(笑)。名曲は何度聞いてもその都度「いいな~」って思う。何年か後に聞いても、懐かしいじゃなくて「やっぱりいい」ってなる。質が高ければ、繰り返しに耐えるんですよ。

だから大吉さん、あんまり新ネタに追い込まれないでいいんじゃないでしょうか(大きなお世話だけど)。これまでどおり、劇場で棚卸したネタをしばらく練っておもしろいものにしてからテレビに持ってくる、というのを私は楽しみにしてますよー。そしてそれまでの間は、これまでのネタを何度でも、おもしろおかしく見せていただきます。だから例え新ネタがなくても、機会があればどんどん演芸番組に出てくださーい!

ただ、ちょっと心配なのは、人気が出て忙しくなりすぎて、ネタを書く時間がまったくなくなっちゃうことですね。それだけは、気をつけていただきたい、とファン心理で思います。時間はかかっても、ネタを作ってじっくり熟成させることだけは出来るように、どうか関係者のみなさま、時間を確保してあげてください。

でもね、思うんですよ。大吉さんて華丸さんのことが大好きじゃないですか。だから華大さんは、二人を引き裂かずに(?)一緒に居続けさせさえすれば、大吉さんはネタに枯渇することはないんじゃないかしらって。だってきっと大吉さんは華丸さんを活かそうと思えば自然にネタが出来るんじゃないかって思うんですよ。
ちょっと話しが飛躍すると思われるかもしれませんが、同人誌作品に似てると思うんですよね(何!?(笑))。同人誌といってもオリジナルよりもパロ系の方ですが、そういうものの中には結構同好の志に絶賛される名作も多いと思うんです。それはなぜかといえば、原作に対する愛情が深いからだと思うんですよね。原作のストーリーやキャラを深く愛しているからこそ、いろんな素敵な妄想が爆走するんだと思うんです。
で、大吉さんのネタは、多分華丸さんへの愛情からあふれ出てくるものだと思うんですよ。ちょっと語弊があってホモネタに思われるかもしれませんが、そうではなくてですね。ご本人もおっしゃられているように、「華丸が第一。華丸がどれだけ活きるかを中心にネタを書く」というのは、華丸さんのことをリスペクトしてて、大好きだから、こんな風にしたらおもしろいし、みんなに華丸の魅力が伝わるよなー…て視点で書いてるってのが、同人誌で名作を作り出す人と同じ視点じゃないかなって。で、同様に華丸さんを好きな私たちとしても、華丸さんがよりおもしろおかしくなる大吉さんのネタが大好きなんだと思います。

えーまー色々脱線しましたけれども、華大さんのこれまでのネタも、これからのネタも楽しみに、いつまでもお二人の漫才を見続けていたい、ということでですね…カンパーイ!!

無理やりだな、オイ。



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